「おいしい生活」は「いま」なんですよね。。時代差、時代性、わかってる？伝わってる？

まあ、いわゆる東京～大阪～地方のね、時代差、

つまり「時差」の問題がありますね。。。大阪から

地方ではね、いま「おいしい生活」にね、ようやく

世間がなってきた。。。糸井さんが若いころに、いまから

４０年ぐらい前に書いたコピーでしたよね。。あの

西武百貨店でね。。。「おいしい生活」。。つまり、まあ


会社だけの人生じゃなくてね、昼間からランチビールに鮨を

食べたりね、会社で昼寝ができたりね、いろいろテレビを

見ながら勤務できる、とかさ。。そういうね、単なる画一的な

東京のね、官僚スタイルみたいなね、仕事じゃない生き方をね、

西武百貨店と一緒に歩もう、というようなね、ことの宣言でも

あったのですね。。。で、実際は西武もね、そのようにはならずにね、

バブル崩壊後、会社も球団も崩壊。。。トップは逮捕されたりしてね、

さんざんな目にあう。。で、その「おいしい生活」というね、考え方はね、

いま、ようやくね、関西から西日本に届いてきたね。。だから、ことばは

知っていたけどね、それが実現するまで四十年もかかったのですね。。。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ほかの例でいうとね、たとえばダンスね。。ダンスはいま、もっとも

流行しているね、興隆している、一大産業でしょう？踊れないと話に

ならない時代がきた。。しかしね、われわれがやっていた３５年前

とかね。。。その時代はね、やっている人が関西でも三人ぐらいしか

いなかったのですね。。。ほんまに。。。それぐらい、いなかったのですよね。。。

それがいま、どうですか？？？踊りは学校でも習うものになりね、まあ、

たいへんな産業になった。。。プロ野球と同じレベルになったからね、

超絶な天才でない限りね、プロのダンサーとはいえない、というね。。。


時代になっているでしょう。。だからまあ、我々はね、野球でいえば

大下、川上、青田ぐらいのものでね。。。伝説のダンサーということ

でね。。まあ、一目も二目も置かれているしね、いわゆる、ストリートの

踊りについてはね、ひじょうに厳しい見方をしているのですね。。。。


ほんまに。。だからこそね、たいへんなね、たくさんの会社さんができて

ね。。。みな、ダンス産業でね、世を覆っているね。。これなどもね、

わたしらがもう、４０年ぐらい前からね、取り組んでいるものだったり

するのですね。。。ほんまに。。。それぐらいね、時差があったわけ

ですよね。。。東京と大阪もね。。だから、いまのソーシャルもね、

東京はそれが「いま」なんですがね、大阪ではね、まだまだね、マス

でありね。。ソーシャルはさわるだけでね。。。まだまだね、黎明期

なんですね。。。ほんまに。。。まだまだね、大阪は仕事をつくる、

とかね。。営業をしないと、広告がわからない、とかね。。映像が

見えてない、とかね。。そういうこともね、まだ入ってないのですね。。。


だからね、広告は営業からやらないとね、だめなんですね。。。ライター

やら、デザイナーからやってしまうとね、発注が来ない時代にね、まあ、

たまにきたポスターを徹夜でつくっても、金にならないでしょ。。。

そんなもん、いま、６０円ぐらいでつくれるんですからね。。ほんまに。。。

だから、価格破壊の時代がもう、ずっと続いているからね、そうじゃなく

「コトを起こす」というね。。「イベント的な発想」じゃないとね、

仕事も生まれないね。。それには、口説くのが当たり前になるね、

営業とかプロデューサーにならないとね、俺は、ＣＤだ、表現は

まかせろ、といってもね、その前に仕事がとれないのですよね。。。

しごとにならない。。だから、営業を覚えてください、というね。。。


これもね、トウキョウでは戦後の電通がはじめたものでね。。関西には

まだ、入ってなかった。。。要するに、待ち受けのね、印刷会社と

同じというね、意味での営業はいたけどね、ようするにアカウント

ディレクターとかね、アカウントプランナーみたいなね、人は

大阪にはいないね。。。ぜんぶ、じぶんで仕上げられる、というね、

広告屋ですね。。それをやればね、デザインも写真も映像もみな

わかるのですね。。。そっちを教えないとね、コピーばっかりやって

も、しょうがない。。だから、僕らもね、それも三十年も四十年もね

速かったわけでね。。だから、速いからね、創業者利益がえられる

わけですね。。。速いもの勝ちなんですね。。この世界はね。。で、

速いところから、遅いところに情報をもっていくとね、まあ、ありがた

がられてね、儲かるのですね。。それもね、まだ大阪にはね、入ってない

でしょ？だからね、糸井さんがね、会社としてソーシャル・イベント・

ネット・物販でね、生きているのとね、電通関西の日下くんがね、

大阪の商店とか、駅貼りポスターでね、ポスターだけでね、大阪を

どうの？というのはね、もう、ぜんぜん、次元がちがうわけですね。。。

だから、同じコピーライターでもね、数世代意味がちがう。。。。

ほんまに。。。。話題になっても人がこないのが、大阪。。そうじゃなく、

実際に人をたくさん集めて、お金にするのが、糸井さんとかいまの

ダンスでしょ？じゃあ、広告要らないんですよね？？？というね。。。

ことなんですよね。。。別にポスターいらないでしょ？だから、

いらなくなった商店街のポスターをただで、つくるのではなくてね、

必要な仕事をしろ、というね。。ことなんですよね。。こーいう

ことがね、まだまだね、大阪には入ってないのでね。。。ＯＣＣの

人もね、みんな、意味が分からない。。そんなものがさ、集まって、

ライターばっかり集まってもね、仕事があるわけないでしょう？？？

マスメディアが死のうとしているわけでね。。。ネットでね。。。。

マスコミが死につつあるのでね、ライターとかデザインはダメに

決まっているじゃない？？？店舗デザイナーならいいけど、

グラフィックデザイナーはダメでしょう？？？誰でもできる

でしょう？？？だからね、営業・イベント・ネット・コスト・

タレント・キャスト・・ダイレクト、とね。。まあ、そういう

順番でやらないとね。。。ほんまに。。。だからね、その意味でね、

東京都とね、大阪には数十年の落差がありね。。。また東京都内

でもね、糸井さんと田中君の会社はもう、数十年落差がある。。。

ほんまに。。。情報が入らない。。同じ圏内にあるのにね、

モデルがちがうでしょ。。それはね、しょうがない。。。


ほんまに。。だからね、東京と大阪なんてね、１００年

ぐらいはちがうわけでね。。。ほんまに。。６００年ぐらい

ちがうといってもいいですからね。。まずね、糸井さんは

ソーシャルで食える、というね。。道を探っていたわけでしょ。。。


でも、関西ではね、ソーシャルを昼間見ている人はいない。。。

夜もさ、見ている人はいない。。だから、それではまだ

食えない。それはイベント事業にのりださないとね、いけない

わけでね。。じゃあ、イベントはね、一回空振りする必要がある。。。

どこかで、一回開催してね、空振りする。。人がこなかった、と。。。

じゃあ、なぜこないのか？というとさ、それはタレントがきてない、

とかね。。。だしものがつまらない、でしょ？じゃあ、それなら

タレントを呼ぼう、落語会をしよう、ダンスイベントもいい

ダンサーにいいＤＪにきてもらおう、というね。。順番でしょ。。。

まあ、こーいうのはさ、ダンス会社とかね、エーベックス、

ダンスクラブのほうがね、うまくできていてね、広告会社はうまく

できないんですよね。。それはね。。やっぱり、サラリーマンの

生き方でね、昼間オフィスにずっといたりするからね。。。

ポスターのこまかいところばっかり、見てね。。イベントそのものを

組み立てる、というね。。。道を知らないね。。だからね、それは

糸井さんなりね、ダンス界に学べばね、じぶんも、一回イベントをする。。。

で、すべるなり、はずすとね、じゃあ、うまくいくのがわかる

でしょう？？？月亭方正さんを呼べばね、ひとがきてくれるな？？？

とわかるでしょう？？？わずか二時間でね、ひとつのホールです

からね。。どこでもきてくれるでしょう？じゃあ、それを仕事に

すればいいのですね。。で、ざぶとんはどうする、音源はどうする、

とかね。。あるでしょう？だからね、ダンス実業もね、ＤＪから

音楽からね、そういう当日の設営やら照明とかね、まあ、たいへんな

会社なんですよね。。で、それならね、みんながくるのですね。。。

ほんまに。。もちろんね、それではもう、だめ、という時代もある

かもしれないがね、、、エグザイルなどはね、城ホール、京セラ

ドーム満杯にしているじゃない？だからね、糸井さんがね、

野球で遊ぼうでね、東京ドームでやったりしているでしょう。。。

あれをね、弊社がね、京セラドームでしてもいいのですね。。。

なにをしてもいい。。。簡単なんですね。。借りて払う、

だけですからね。。。そこに弁当屋をつれてくれば、

儲かるじゃない？？？ただ、それをね、球団にね、それを

してもいいか？させてくれ、とね。。申し込みね、ほんとうに

するのはね、面倒くさいですよね。。。面倒くさいですね。。。

だからこそね、そっちから仕事に入らないとね、だめな時代に

なったからね、女性を口説きまくっているようなね、人じゃ

ないとね、この「仕事がそもそもない」時代ですからね、

待っててもないのですね。。。ほんまに。。それもね、

戦後の電通がね、まずは、東京ではじめた営業手法でね。。。

しごとがないからね、しごとをつくる部隊をつくった、というね。。。

ほんまに。。ことなんですね。。だから、われわれもね、ようやくね、

それ以外の道がない、というね。。ことになったのですね。。じゃあ、

ＣＤがいてね、営業がいなくて、うまくいくわけはない。。ＣＤが

いなくても、営業がぜんぶやれるのですからね。。。営業が大事、

とね。。こーいう順番で仕事を覚えないとね、クリエイティブから

入るとね、相手を口説くのが怖くなるからね。。ああ、これ

だめっていわれるんじゃないですかね？とね、びびるでしょう？？？

だからね。。。さんざん、叱られてね、女にもふられたりしてね、

場数が多い人がね、やらないとね、仕事がないのですね。。ほんまに。。。

待っている人のところにはこない。。。じぶんから踊りださないと

だめなんですね。。で、ダンスならね、それはできるかもしれない

けどね。。会社同士ならね、バファローズに申し込めるか、吉本興業に

電話できるか？となるとね。。みんな、ひるむでしょ？でしょ。。。

ほんまに。。。ＦＢメッセージがあるといってもね、お願いは

できないでしょ？そういうものなんですよね。。ほんまに。。。

やっぱりね、それがね、その会社の格式、敷居の高さなんですね。。。

電通が戦後にできたときはね、敷居がみんな低かったわけね。。。

東京も焼野原でさ、資生堂もまだ、バラックにいたり、とかね。。。

そういう時代だからできたわけでね。。いまみたいにさ、超高層の

自社ビルがあってね、アポイントをとっても、玄関にね、なんか

改札口があるようなね、ところには、入れないでしょう？？？

ほんまに。。。電通関西もそうだしね。。。阪神球団もそうだしね。。。

なかなかね、話自体をね、もっていけないのですね。。。ほんまに。。。

それがねまあ、この「国難」にね、つながっているわけですからね。。。

ほんまに。。。だからまあ、打開策もね、なかなかないんですよ。。。

それはね。。ほんまに。。ひじょうに難しいね、ステージにきている

わけです。。。どこも難しい。。。ほんまに。。チャレンジ、挑戦、

アタック野郎、アタック精神がいるのですね。。ほんまに。。。ピース！！！


●よくアタックすれば、よく断られるのでね。。だんだんいやになって

くるのですね。。また、だめか、みたいにね。。なるのでね。。ほんまに。。。